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TKC「百姓一揆」の感想

2009.08.02 | Posted in 音楽

SD JUNKSTAからTKCのソロアルバム。

TKC / 百姓一揆 2007.08.15 TKC「百姓一揆」

NORIKIYO「EXIT」を聴いたとき、SD JUNKSTAの他メンバには全く魅力を感じなかったものの、続く「OUTLET BLUES」でBRON-Kの魅力に引き込まれ、「レイノヤツ」を聴いたときに、SD JUNKSTAの各メンバがキャラ立ちしており凄い集団だという事を痛感させられた。ただ好き嫌いでいうと「嫌い」なラップが多かったし、TKCのフローも決して好きなラップではなかった。にも関わらず今作を手に取った理由は、DJ ISSOによるOJIBAH音源のMIX CD「海賊盤」に収録された「TKC / HISTORY ONES feat. OJIBAH」のトラックが凄く好みであったため。

まずは今作のジャケット。これが今作を敬遠していた一要因でもあるのだけれど、ファミコンのいっきをサンプリングしたジャケット。いっきをリアルタイムにプレイしていた人間ではあるので面白いとは思ったのだけれど、田舎臭い作風なんだろうなという勝手な印象を持ってしまい敬遠していた。で、聴き始めた「INTRO」。いっきのボーナスステージの音楽に乗せてラップしており、「これ、むじいよ。」と嘆くTKCに、自分でも解り易い好みしてるなあと自身にほとほと呆れるものの、ここで一気に心を掴まれた。

作品を聴く前に持った「田舎臭い」という印象は、近いわけではないけれど、決して遠くもないと思っている。SD JUNKSTAというハードコア寄りなラッパーが多い中で、TKCのラップは良い意味で洗練されていない。

トラックとして凄く好み、という曲が多いわけでは無いけれど、比較的結構聴く事が出来たのは、客演陣の力もそうだけれど、やはりTKCの持つフローが独特で、このフローがなかなかのグルーヴを生んでいるため。M-2「運の実力」、M-5「おれバッカい~の?」なんかは、完全にTKCのフローによってその魅力が生まれている。

M-2「運の実力」


逆にトラック面では、M-12「GD EX」に驚いた。こういうトラックがSD JUNKSTAメンバの作品で聴く事が出来るとは思わなかった。M-16「HISTORY ONES」は本作品を手に取るきっかけだったため非常に好みだし、歌詞も良い。

中高短大でいじめにあって 20歳の手前で不振だ人間
20歳になる前 SD POSSEが俺のなんもかんもを認めてくれたんだ
泣いてもいい 笑ってもいい 何してもいいってさ
なら生きていいや ここにいよう もうちっと続く俺のヒストリー



M-9「SKIT 2」では、TKCの朗読が聴けるが、実はこれが一番脳を揺さぶられた。TKCの語り口は、決して滑舌が良いものではないけれど、なんかこう脳が刺激されて凄く心地良い。

NORIKIYO「EXIT」と同時期に発売されたということもあって、影に隠れていたという印象は拭えないけれど、聴いてみるとなかなか楽しめた作品だ。

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