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ICE BAHN「OVER VIEW」の感想

2009.06.06 | Posted in 音楽

帯に記載された「待たせたな!!」の文字。

「アルバム作成中。」
「今年中には出す。」

これらの言葉の信頼度は相当低い。出すよ出すよ詐欺と言っても良いだろう。

ICE BAHN / OVER VIEW 2008年発売 ICE BAHN「OVER VIEW」

というのも、自分自身、ICE BAHNの大ファンであるため。Revolution Recordingsのコンピレーションに収録されていた「NO. 18」に耳を奪われて以来、ICE BAHNの作品には飛びついて購入している。だからこそ、早くアルバムを出して欲しいと思っていたのだが、1stアルバムから実に5年ぶり。(間にミニアルバムを挟んでいるが)

話の本筋から外れるが、実はここ最近、曲の守備範囲が広がってきている。HI-KING「Rhyme Viking」を聴いているときからその兆候が見られていたのだけれど、それまではジャズ調の曲やメロディ感のある曲に傾倒していた。勿論、今でもそれらの曲は突出して好きではあるけれど、そうでない曲に対しても「いいな」と思うようになってきた。これはチャンスだと思って、本作も改めて聴いているのである。

「これはチャンスだと思って」。こう書く事からも、本作に対する印象はそれほど良いものではなかった。ICE BAHNのライミングがあったからこそ楽しめたものの、トラックからのアプローチで聴くと、好みからは少し外れていた。で、全体を聴いて、どの曲も「良い」と思えるようになってしまっていた。通り一遍なトラックでもなく、作品として緩急がある。作品後半でのジャズトラックがまた光っていて、凄くまとまりがあるように感じた。前作「JACK HAMMER」でもそうだったが、ポップなトラックもあり、変にアンダーグラウンド臭く無くて良い。ICE BAHNのラップが乗ると、ポップなトラックですら、ポップになりきらなくてそのアンバランス具合がまたたまらない。

ICE BAHN「OVER VIEW」


M-5「VS」は、大蝕のDVDに収録されていたトラックとは異なり、異様なオーラが漂う曲となっている。各人のラップにもエコーが掛かっていて拍車をかけている。これはこれでまたありな気がする。M-9「ダイナモンド」は、随喜と真田2.0のアルバムに収録されていた曲の別バージョンだが、オリジナル曲とは違った良さがある。M-11「Local Emotion」のトラックも高音が良い味を出しているし、歌詞もまた良い。

友達や物の価値を知ったのもこの街
他じゃ元も子も無しこの場所がルーツ



で、M-15「あの時」。ICE BAHNがこういうトラックでラップした曲は今まであったのだろうか。少なくとも自分自身は初めて聴く。この曲は凄く良い。特に玉露のバースには少し感傷に浸れる。恐らくメグバーストの事なのだろう。メンバとして復活することは無いにしても、トラックメイクでICE BAHNの作品に参加してくれる事を願う。

IBは動き出した 幸か不幸か GOかSLOW DOWN・・・OK
太さは同じだったロウソクも 長さは違ったかもう卒業だが
クルーを辞めてもつるむかどうかなんて愚問 華と写る華道家 みたいに必然



少し長くなってしまった。しかし、初めは、M-15、M-18のようなジャズ調のトラックのみが好きだったのだけれど、あまり言いたくは無いが「全部良い」という感想となってしまった。恐らく、作品全体としての流れの中に置かれた一曲だからこそ良く聴こえるというのもあるのだろうとは思うけれど。

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