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小林大吾「詩人の刻印」の感想

2009.05.26 | Posted in 音楽

2007年に購入した作品の中で最も衝撃を受けた作品。

小林大吾 / 詩人の刻印 2007年発売 小林大吾「詩人の刻印」

小林大吾はSSWSで優勝した事もあり、名前だけは知っていた。前作「1/8,000,000」が欲しくて、気になってはwenodのHPを覗いていたのだけれど、いつも品切れ状態で購入しないままなんだかんだで2ndである今作が発売され、今度こそはと思い即購入。

これは凄い。カリオストロのDEJIが「詩人とラッパーの違いは何ですか宇治田みのる」というラインを口にしていたけれど、今作を聴いてしまうと、確かにそのような疑問に駆られてしまう。詩人で言えば、SUIKAでtotoのポエトリーを聴いた事があったけれど、それ以上の衝撃だった。

ポエトリーリーディングというものに触れたことが無く、「たんたんと詩を読んでいる」という認識でしかなかったのだけれど、SUIKAを聴いてその印象がガラッと変わった。そして今作でも同様に、詩を読むという中にも実は一定のリズムがあるのだと気付かさせてくれた。

基本的には、ビートを外す事無く、語り口調で淡々と言葉を吐き出す。だが、M-2「手漕ぎボート/helmsman says」のサビで見せるように、ひとたび音に乗り出すと、その小気味良さたるや言葉にならない。声質からしても非常に耳当りが良い。

また、当然の事ながら、歌詞カードを片手にじっくりと聴くと、二倍にも三倍にも面白みが増す。

M-2「手漕ぎボート/helmsman says」より

電気の消えた部屋で鳴る発信音のあと留守電に
神様から吹き込まれた短いメッセージいわく
「もうちょっとましな舵の取りかたはないの?」
あんたが用意した船にはついてなかったよ舵なんか


M-8「蝸牛の憂鬱/miles away」より

右手には冷たいピストルがある 左手には温かい愛がある
驚いてピストルを投げ捨てる 「落としましたよ」と
親切に拾ってくれた人の てのひらには愛がのっている



一部のみ抜粋してしまうと別の意図のように見え、本来の目的とは別の解釈が生まれてしまう可能性があるかも知れないけれど。これらに限らず面白い歌詞がふんだんに盛り込まれている。

そして、M-11「話咲く種をまく男/no kidding」を聴いた時に、鳥肌がたった。曲の後半、ビートに乗り、跳ねるように言葉を吐く小林大吾の格好良さたるや、言葉にならない。

最初にも記したけれど、2007年に購入したCDでは、郡を抜いてお気に入りの一枚。

M-2「手漕ぎボート/helmsman says」


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