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KEN THE 390「NEW ORDER」の感想

2010.05.28 | Posted in 音楽

メジャーシングル2枚を間に挟んだ、KEN THE 390のメジャー1stアルバム。

KEN THE 390「NEW ORDER」 2010.04.07 KEN THE 390「NEW ORDER」

2006年、Da.Me.Recordsから1000円でリリースされたKEN THE 390初のソロ作品である「プロローグ」。トラックの彩りと多様なラップによって多くの支持が得られたにも関わらず、2007年に初のメジャー流通となった「My Life」、その5ヶ月後の「More Life」によって、みるみるうちに支持が得られなくなっていった。それは、リリースするにつれポップな方向へ傾倒していく点と、KEN THE 390のフローがだんだんと気持ちの悪い尻上がりなフローへと変わって行ったためだと思っている。「よくわかるプロップスの下げ方」を見事に体現してくれた。「図解入門 よくわかるプロップスの下げ方 著KEN THE 390」。説得力が違う。

とは言っても、「More Life」も、その後にリリースされた「FANTASTIC WORLD」も好きだ。さすがにメジャーシングル2枚は食すことができないが、基本的にはKEN THE 390のラップは好みではある。否定的に捉えられ兼ねないが、KEN THE 390の当たり障りのないラップが、構えることなく気軽に聴けるのだ。

そして今作品。塵も積もれば山となるとは言ったもので、先程は食すことができないといった2曲についても、アルバムの中の2曲となると意外にも聴けてしまう。いや、「Hey Boy feat. 童子-T」はさすがに飛ばしがちにはなってしまうものの、それでもシングル時の絶望感は無い。更に、今作品でのM-3「THE DOOR feat. COMA-CHI, Baby M」、M-10「DEAR MY ONLY ONE」が凄く良い。特に、M-3。KEN THE 390のフローがトラック上でうねり暴れていて、久しぶりにKEN THE 390の本気を垣間見た気がした。また、DJ HASEBEによるリミックスM-16「One story -KEN THE 390 ver.- byDJ HASEBE remix」もなかなかだ。ただ、KEN THE 390が直接的な表現をせずに歌詞を連ねていく中、May J.の「出会いと別れ」という、比喩なんてあったもんじゃない安直に配置された歌詞で興醒め。歌い手によるこの手の歌詞が、本当に嫌いであることを改めて実感した。

2枚のメジャーシングルがあったせいか、現在、KEN THE 390のラップが受け入れられている層というものが、果たして存在するのかが疑問でならなかった。MC BATTLEではあれほど攻撃的で格好良いのに、いざ作品として落とし込まれれば途端にダサくなる。それでも、今作品からはこれまでに感じたダサさはやや薄れた気がする。それは、「塵も積もれば」なのか、本当の意味で「格好良くなった」のかはわからないけれど。

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