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環ROY「BREAK BOY」の感想

2010.05.18 | Posted in 音楽

環ROYの2ndアルバム。

環ROY「BREAK BOY」 2010.03.17 環ROY「BREAK BOY」

テレビでクイズ番組が放送されているとチャンネルを変えてしまう。これはクイズ番組が嫌いなのではなく「今は」頭を使いたくないから。意識的に見ようとしたわけではなく、ただの生活音としてテレビをつけただけにも関わらず、いつの間にやら頭を使っていることに気がつき、少しばかり疲れる。だからこそクイズ番組を避ける。使いたくねえのよ。疲れたくねえのよ。

環ROYのこの作品は実にクイズ番組的。二木信との対談があったことによってその効果はてきめんだ。聴いているといつの間にやら頭を使ってしまう。考えてしまう。環ROYが対談で言っていた内容はどこのどの部分に落とし込まれているのか。この言葉の裏側には何が意図されているのだろうか。今作品は、日本語ラップ村を揶揄した表現も見受けられるために焦点を当てやすくて、意思とは反していつの間にやら集中して耳を傾けてしまうのだ。

今回は二木信との対談があったから顕著だっただけで、この要素は、思い返してみると過去作品にも少なからず必ずあったように思う。環ROYのラップは格好良い。鋭くて。自虐的で。トラックも"多分"先鋭的で。それでも、何度も進んで聴きたいとは思わなかった。それは、本人に「先鋭的なことをやっている」という自負が強すぎるからだ。その内容を全て汲み取らなければならない気がしてきて、いい加減面倒だったのかもしれない。だから進んで聴きたいという前向きな気持ちにならなかったんだと思った。

前記事に雑感としても書いたけれど、それを最後に。

「BREAK BOY」は全体的に愚直なほどに鋭利な刃物のような刺々しさを持つ。しかし、最後の曲「break boy in the dream feat. 七尾旅人」によってフッと解放された。七尾旅人の歌声とともに鋭利な刃物が刃こぼれした瞬間を見た気がした。更には心が温まった瞬間でもあった。

でもまあ面倒くせえ。

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