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Hilcrhyme「リサイタル」の感想

2010.01.23 | Posted in 音楽

Hilcrhymeの1stアルバム。

Hilcrhyme「リサイタル」 2010.01.13 Hilcrhyme「リサイタル」

昨年、メジャー2枚目のシングル「春夏秋冬」が、オリコンデイリーチャートにて1位を獲得した。普段、日本語ラップを主として聴かない自分の周りでも、Hilcrhymeの名前が出された事で初めて本ユニットが売れているという事を認知できたわけだけれど、名前が出されたついでに放たれた言葉が「KREVAに似ている」という事だった。突如としてチャートに現れたグループに対し「誰々に似ている」というリスナーの声は往々にして目の当たりにする。Hilcrhymeがそれらと異なる部分は、同業者であるDABOやZEEBRAにも同様の事を言われている点だ。当然、過去にもこのような例はあるのだろうけれど、Twitterというツールを介し、アーティストの思った事が比較的ポップに発信される現況が、自身を「Hilcrhymeは同業者にもKREVAのパクリと言われ嫌われている」という考えに傾倒させてしまう要因となっている。

そんな中、NITE FULL MAKERSでもともと一緒にユニットを組んでいたUSUによるTOCを応援するブログ記事だったり、TOCによるブログ記事で「ツルむ仲間も変わった」と記されているところにも、何だかHilcrhymeというグループとその他のグループには、とてつもなく大きな隔たりがあるような印象を受けていた。

但し、本作品を聴き、TOCはメロディに乗せて歌いラップするというスタイルを自ら選択し、凄く楽しんでいるという印象を与えてくれた。また、このスタイルに対する周りの反応へのアンサーもしっかりと作中に埋め込んでいる。ここまでは良い。問題なのは、アンサーをにおわせる歌詞が作中の複数の曲に盛り込まれているということ。多すぎる。この多さが今度は逆の印象を与えてしまう。M-3「チャイルドプレイ」における、

Let's CHILD PLAY この遊びは終わらない永遠に
こっち来れるならば さぁ この指止まれ



この歌詞が印象的で、「お前らにこのスタイルができるのか」という強気な印象が一転し、自身を鼓舞するための強がりなのではないだろうかという疑念を与えられてしまった。そう考えると、アンサーせざるを得ない状況下でリリースされた本作品は、Hilcrhymeが抱えたフラストレーションが詰め込まれた、何とも悲しい作品ではなかろうかと。同曲「チャイルドプレイ」でのメロディや、その他の曲のメロディも、フラストレーションの反動のような気がしてきて、本作品はカラ元気アルバムという印象が拭えない。曲解だらけだとおもうけれど。

上記のようなアンサーというところに焦点をあてなければ、メロディを作る事ができるTOCのラップはやっぱり好き、という事だけは最後に付け加えておきます。何度も出てるけれど、「チャイルドプレイ」のメロディは凄く気持ちが良い。

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