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NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」の感想

2009.10.03 | Posted in 音楽

2MC+1DJの頃の、NOBODY KNOWSの1st EP。発売当初、彼らの地元名古屋HMVで4位にチャートインしたとのこと。NOBODY KNOWSは、DJ MITSUとg-tonのユニットから始まり、CRYSTAL BOYが後から加入したという話をどこかで見たとか見ていないとか。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」 2000.08.29 NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」

NOBODY KNOWS(nobodyknows+含む)の作品の中で、NOBODY KNOWS名義の作品は郡を抜いている。彼らの魅力は、初期の頃の作品に見られるDJ MITSUによるゆったりとした叙情的なトラックと、その上で遊泳するかのようなg-tonとCRYSTAL BOYのフローにある。特に今作品の「NOBODY KNOWS」ではそれが如実に現れている。また、CRYSTAL BOYの声質から放たれる純情的な歌詞が大好きだ。韻もそれなりに固い。

M-1「Theme from NOBODY KNOWS」から始まる今作、本曲は現在まで続いているインストの第一作目。今でこそインストも聴くようになったけれど、本作を聴く時点では慣れていなくて、ラップの無い曲は飛ばしがちだったにも関わらず、DJ MITSUだけは殆ど飛ばすことなく聴いていた。DJ MITSUのトラックはやや独特な雰囲気を持っていて、非常にメロディアスでありながらも、低音をしっかりと刻んでいて凄く心地が良い。自身でソウルバーを開く程に、ソウル、ジャズが基盤となっている、且つ、過去にダンスクラシックのMIXテープもリリースしている事もあったりすることにも少しばかり合点がいく。

M-2「正義と微笑」は、太宰治の作品から持ってきたもの、、、かどうかは判らないけれど、叙情的な歌詞が凄く良い。トラック自体も、薄暗いカウンターで女性に相対した場面を連想させてくれるようなピアノの旋律がはまっている。

たじろぐ位に大胆な女じゃ快感は望めない
安易に大胆じゃ覗けない 深く深くちらついた本性
男は根性 女は真心 強がって見せてたあの娘の 涙が未だに
忘れられないでいる私 空っぽのおもちゃ箱 しきりに煙草
吹かしてるおいしくもないのに 大して恋しくもないのに 求め合う愛とリビドー



M-3「Understan?」は、DJ MITSUとg-tonが一番最初に作った曲。g-tonの歌詞は独特な世界観を持っていて、やや難解ではあるけれど、それが面白かったりする。

燃え尽きてきたつもりで詰まる いつも受け止めケムリに変える
風に流され忘れ去られる 与えるモノとはそう思える
この箱の中の真っ黒なこと 求める人々の為に生まれる
踊る阿呆踊らせる阿呆 気がついたあなたが一番阿呆



また、CRYSTAL BOYの歌詞も良い。両者の歌詞は、決してベクトルが同じとは言えないけれどこれがまた良いバランスを保っている。

タンポポみたく強くないから 何度もくじけそうになる
苦しみ乗り越えて今日になる わかってはいるけれど
大いなる星が生んだ花々 色形香りは様々
枯れることなど恐れず きれいに咲くことだけを求める
ひたむきな力強さ 少しだけでも見習うのさ
信じれば夢は叶うのさ なんて大袈裟な言葉は要らない



最後を締めるのがM-4「さくら」。本曲は、メジャー移籍後も人気が衰えず、「さくら Spring Field version」としてトラックを変えてシングルのB面に収録された。但し、これはオリジナル曲の方が遥かに良い。シンプルなトラックがその悲しい歌詞を助長している。

ふとした事ですぐに泣いていたね
出会った頃さくらが咲いていたね満開に
二人の気持ちは反対にいつから向きだした?
君の涙できる限り拭きました 柔らかな頬が濡れないように
情けの入った愛情に溺れていた僕がいた



引用がたっぷりとなってしまった。本作は、非常にコンパクトにまとまった名盤。今でもよく聴いている。因みに、自分が持っているのはアナログ盤で、歌詞カードが入っていない。CDの方には入っているのだろうか?

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