BENI「BITTER & SWEET」の感想
2009.09.06 | Posted in 音楽
安良城紅名義の作品から通算すれば3作目のアルバム。何よりも凄いのは、本アルバムのスペシャルサイトにて、イントロとボーナストラックを除いた全ての楽曲が視聴でき、更に歌詞も一緒に公開されている点。http://www.universal-music.co.jp/beni/special/
2009.09.02 BENI「BITTER & SWEET」
殆どの楽曲は「恋愛」がテーマとなっており、「ときにBitterで、ときにSweet。恋する女の子のリアルが詰まったアルバム完成!」と謳っている通りの内容。歌詞を見てみると、直接的な表現をしている歌詞と、直接的な表現を避けている歌詞に二分されいる。前者がBENIによる作詞で、後者はBENIと他者による歌詞、あるいは他者による歌詞となっており、BENIの表現力の無さが浮き彫りになってしまっている。それを狙っているのかも知れないけれど、この際その考えは排除しておく。
それでも声質は好きで、奥行きのある歌い方が心地良い。作品全体としてもまとまりがあって何度も聴いている。M-2「Kiss Kiss Kiss」での
だったり、
で見せる歯切れの良い歌い方は凄く気持ちが良いし、M-4「ずっと二人で」のサビ部分には、不思議と吸い込まれるような感覚に陥った。
M-8「KIRA☆KIRA☆」は、
歌詞、歌い方、トラックの三つが相まってなかなか良い雰囲気。その他の曲も通して聴いていると作品を乱さずに一体となっている印象に終始した。ただ一曲を除いては。
M-5「抱きしめて feat. 童子-T」。
今まで、さほど童子-Tを嫌っていたわけではないけれど、まあ本当に邪魔。こんなフローでラップをして、一体誰が喜ぶのだろうか。どうか、ご自身の作品内のみにとどまってください。どうか、どうか。
2009.10.19 追記
最近また聴いている。M-8「KIRA☆KIRA☆」は非常に好きな曲だけれど、
という歌詞を耳にする度に、「恋愛中毒者か」と心の中で罵っています。

殆どの楽曲は「恋愛」がテーマとなっており、「ときにBitterで、ときにSweet。恋する女の子のリアルが詰まったアルバム完成!」と謳っている通りの内容。歌詞を見てみると、直接的な表現をしている歌詞と、直接的な表現を避けている歌詞に二分されいる。前者がBENIによる作詞で、後者はBENIと他者による歌詞、あるいは他者による歌詞となっており、BENIの表現力の無さが浮き彫りになってしまっている。それを狙っているのかも知れないけれど、この際その考えは排除しておく。
それでも声質は好きで、奥行きのある歌い方が心地良い。作品全体としてもまとまりがあって何度も聴いている。M-2「Kiss Kiss Kiss」での
夢の中 Kiss Kiss Kiss 会いたい
赤裸々に Miss Miss you こんなに
だったり、
目を閉じて Kiss Kiss Kiss いつかね
君とだけ Just with you どこかで
で見せる歯切れの良い歌い方は凄く気持ちが良いし、M-4「ずっと二人で」のサビ部分には、不思議と吸い込まれるような感覚に陥った。
M-8「KIRA☆KIRA☆」は、
輝く恋心KIRA☆KIRA☆
ネオンの街並を彩る
歌詞、歌い方、トラックの三つが相まってなかなか良い雰囲気。その他の曲も通して聴いていると作品を乱さずに一体となっている印象に終始した。ただ一曲を除いては。
M-5「抱きしめて feat. 童子-T」。
今まで、さほど童子-Tを嫌っていたわけではないけれど、まあ本当に邪魔。こんなフローでラップをして、一体誰が喜ぶのだろうか。どうか、ご自身の作品内のみにとどまってください。どうか、どうか。
2009.10.19 追記
最近また聴いている。M-8「KIRA☆KIRA☆」は非常に好きな曲だけれど、
今までしてきた恋が
終わってしまったのは
君に逢うため・・・ やっと気付いた
という歌詞を耳にする度に、「恋愛中毒者か」と心の中で罵っています。