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CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」の感想

2010.12.12 | Posted in 音楽

nobodyknows+からCRYSTAL BOYのソロ作品。リリース元はavex。但し、rhythm zoneに非ず。

CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」 2010.10.27 CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」

CRYSTAL BOYは、心をくすぐるような繊細な言葉の数々と、それを吐露するかのようなフローと声質がとても魅力的で、DJ MITSUの哀愁あるトラックに乗せられれば、それだけでもう心は揺り動かされてしまう程に、この融合による破壊力は凄かった。だから、初期の頃の「understan?」や「センチメンタルバス」らは本当に何度も聴いたし、トラックはDJ MITSUではないけれどソロ曲である「さくら」だって何度も聴いた。

SONYに所属してからの活動後期のnobodyknows+は、パーティチューンが多めになっていって、期待に反しておりどうしても残念な気持ちが拭えなかったが、シングルが発売されるたびにCRYSTAL BOYのラップには注目していたし、他MCへの客演でのCRYSTAL BOYも比較的聴いていた方だと思う。当然、本作品にも期待する訳だが。。。やはりと言うべきか、期待とは異なった。前記した通り「心をくすぐるような繊細な言葉」達を聴きたいのだ。昔の彼女がひったくりにあった地元の話だとか、キャバ嬢に入れ込んで「キミは夜の蝶 独り占めできないの」とのたまう男の物語なんてまるで期待していない訳だ。M-2「情報交換」やM-5「言葉以上… feat. AZU」といった、想像するHipHopのリズムとは凡そ程遠いトラックにもラップを乗せているところは、攻めていて面白いと思う部分はあるけれど。

いや、実はCDを手にする前にYouTubeで数曲聴いてからの購入であったため、予想はしていた。しかも、リリース元がavexであることも手伝えば、これは必然。作品のジャケットを見たって。但し、今後はCRYSTAL BOYとしての活動は増えていくであろうことを考えると、本作品のリリースは素直に喜ぶべきかもしれないなとも思う。

今作品に絡んで一番面白かったのは、今作品に対するアーティストのコメントの中にKEN THE 390のコメントがあったこと。勿論KEN THE 390はavexのrhythm zoneからCDをリリースしているため、何ら不自然ではないのだけれど、だいぶ前のwenodラジオで、元SMRYTRPSのメテオとのやり取りの中に、太郎 & KEN THE 390の「Drivin' High」を流した後に「何これ。nobodyknows+?(メテオ)それディスってんの?(KEN THE 390)」というくだりがあったのだ。だから、少し面白いなと。両方好きなMCであっただけに、妙に記憶に残っている。今更引き合いに出してもと思うけれどね。



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$TAX RECORDS

2010.01.31 | Posted in 音楽

$TAX RECORDS

nobodyknows+がSONYから$TAX RECORDS(ドルタックスレコーズ)へ移籍した。

$TAX RECORDSは、DJ MITSUが設立したレーベルで、NOBODY KNOWSやわかば塾などの作品をリリースしていた。契約により活動を休止していた本レーベルが、移籍に伴い復活するとのこと。これは嬉しいニュースだ。インディーズ時代のレーベルに戻るという事で、nobodyknows+には、1stや2ndの頃のような曲を期待して、今からリリースが楽しみでならない。

公式HPによると、詳細は掲載されていないけれど、アナログで「TOKONA-IZM(DJ Black Tiger Remix)」というものがリリースされるようだ。nobodyknows+では無いけれど、今まで購入した作品の中ではハズレが無かったレーベルなのだから期待。願わくは入手困難とならないようにプレス枚数を多めにしていただけると助かるのだけれど。

因みに、このDJ Black Tigerというのは、DJ MITSUの別名義で、同レーベルからリリースされていたMIXTAPEが面白くて良く聴いていた。DJ Black Tiger Remixでどのような曲になっているか気になるところ。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 3」の感想

2009.11.22 | Posted in 音楽

メジャーデビューとなる3rd EP。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 3」 2003.02.19 NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 3」

NOBODY KNOWS名義の作品は、現nobodyknows+の作品を振り返ってみても郡を抜いて格好良いし、本当に何度も聴いた。そのNOBODY KNOWS名義のラストを締めくくるのが本作品の「NOBODY KNOWS 3」。

1st EP2nd EPは、相対的に見てソウル色が非常に強く、低音もありつつ緩いメロディが非常に印象強い。しかしこの3rd EPでは一転して、メロディの色合いが非常に強くなり、前作までにあったややノイズ混じりな低音が綺麗に出て(メジャーレーベルになった事に起因しているかは知らないけれど)、凄く聴き易いトラックとなっている。そしてこのメロディが叙情的で、ラップと相まって涙を誘う。ラップに関して言うと、g-ton、CRYSTAL BOYの前作までのゆったりとしたフローは排除され、力強さや鋭さが増している。

M-2「家々 ~撰ばれてあることの恍惚と不安とふたつ我にあり~」。4つ打ちのビートにのったメロディが心地良い。また、g-ton、CRYSTAL BOYの歌詞が、サブタイトルにある恍惚と不安を表しており、この対比が凄く面白い。

落ちてる双眼鏡 今日覗こう 向こうへ 惹かれる方へ行こうぜ
日々見つめ 石を投げ 意思みせ ひねくれて
開かないドア 開いてないのさ 目の前はRock on
入りたきゃknock knock!
瞬間 いつもの空間 広がる安堵(&)笑える時間


不思議なくらい臆病になってしまうような夜もある
内に秘めた目標に 届かずに不安色に染まる
いつしか進む道を間違い いつから嬉しくない明日に
自ら人と違う足並みで歩いて行くと決めた
華やかに見えた全ては 今や現実という悲劇で色付けられて
それすらも慣れて イマイチ冷めてハリもない



M-5「センチメンタルバス」。この曲は、本当に良い。g-ton、CRYSTAL BOYの他人同士の二人が持つそれぞれの物語。その二つの物語が、バスを中心とした空間の中で一瞬だけ交錯する時が訪れる。彼女と喧嘩し、自問自答しながらバスを待つg-ton。夢を叶えるために彼女と別れ、彼女からの手紙を読みながらバスに乗るCRYSTAL BOY。g-tonがバスの到着を待っていると遠くでバスのヘッドライトが。その瞬間、バスのヘッドライトが照らしたのは見慣れた泣き顔の彼女。g-tonは泣きながら抱き合う。一方、CRYSTAL BOYは、バスの中で彼女の手紙を読んでいると、バス停近くで自分達とよく似た二人が抱き合っているのを見かける。街灯はまるでスポットライトのよう。「大切にしてやれよ」とささやきながら、手紙に書かれた最後の一行「辛くなったら逢いにきて ずっと待ってるから迎えにきて」に、いつの日か戻ろうと心に誓う。

そして、本曲の前奏は約1分程あり最初は長いなあと感じるものの、そこからそっと始まるg-tonのラップから最後までを聴くと、前奏の1分は、上記物語が起こる前の空白の時間を、聴いている人が自身で埋める事の出来る余白部分となって非常に良い味付けだ。

歌詞はこちら:NOBODY KNOWS「センチメンタルバス」
(歌詞に埋められたその他の仕掛けも凄く良い。)

DJ MITSUのライナーノーツによると、本作品は売れなかったらしいけれど、その他の曲を含めてトータル的に見ても本当に名作だと思う。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 2」の感想

2009.10.07 | Posted in 音楽

NOBODY KNOWSの2nd EP。オリコンチャート19位。(Wikipedia情報)

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 2」 2001.05.05 NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS 2」

本作品は、g-tonの前身ユニットであるCIPHER MAZE、現SEAMOことシーモネーター、ガリガリ亡者の各作品が随所に散りばめられていて、過去作品を知っているとなお面白い。当然のことながら自分は後追い。本作品を入手後に各作品を入手。因みに本作のアナログ盤には、「Theme from NOBODY KNOWS pt. 2」、「続・スピーカーから」が未収録という現実に憤慨。

作品全体としては、元ネタであろうソウル色が強くなったという印象。ドラム音の主張具合がそのように感じさせる。勿論、メロディがある点は前作と変わらずなのだけれど、このドラム音が軽くて、ややノイズ混じりに聴こえてしまう時がある点がやや難。

幕開けは「Theme from NOBODY KNOWS pt.2」。開幕に相応しく、勢いがあって良いのだけれど、M-2「続・スピーカーから」のゆったりめなイントロとの繋ぎには転ける。この「続・スピーカーから」は、CIPHER MAZE「スピーカーから」の続編的な曲。フックにおける「スピーカーから溢れる水」というラインは以前と同様のものだ。間を飛ばしてM-4「朝」。こちらもCIPHER MAZE「朝」の続編。トラックは別物だけれどg-tonの歌詞は全く同じ。g-tonのラップはCIPHER MAZE時とは異なり、ゆったりとしたフローの中にも声に力強さが出ていて、今作品でのラップの方が数段良い。

舞い戻ってM-3「二十一世紀旗手 feat. シーモネーター, ガリガリ亡者, ヤス一番?」。本作品の魅力は本曲に集約されている。本曲は、g-ton、CRYSTAL BOYの2MCに加え、現在はnobodyknows+のメンバとなっているヤス一番?、メジャーで大活躍のシーモネーターが参加している。(ガリガリ亡者は知らないので特に触れず)本曲はまず、ベースで作り出されているメロディが非常に良い。前述したドラムのシャカシャカ感も無くて、ずっしりとくるビートと相まって絶妙だ。このトラックに乗って、g-ton、CRYSTAL BOY、ヤス一番?がラップした後、ガリガリ亡者名義でリリースしている「花(カリオストロ城ミックス)」のトラックに変化し、ガリガリ亡者のバースが挿入される。その後は

シーモネーター待ってたんだ 僕らの味方のクリエイター



と、「まってたんだ」が挿入。(トラックは、g-ton~ヤス一番?と同じ)この構成が、ニヤリとさせられる。(最初に記した通り後追いなので、ニヤリは時を経てからだけれど)ここまで書くと、何と言っても「二十一世紀旗手」の格好良さにつきる作品。この曲は何度聴いても良い。

ヤス一番?のバース

確かな事など無いけれど 明日の言葉に変えていこう
冬が過ぎて春が来るように 陽のあたる時まで耐えていこう
しがらみは捨てな 昨日迄の 共に進むぜ NOBODY KNOWS



旗を掲げ、いずれ自身が陽の目を浴びるまでラップし続けるという決意が現れている各MCの歌詞は、ただただ真っ直ぐで格好良い。

なんて思うのは、トラックによる補正が強いからで、言っている事はありきたりだったりするので、まあ最後の文章は完全に蛇足なわけだけれど。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」の感想

2009.10.03 | Posted in 音楽

2MC+1DJの頃の、NOBODY KNOWSの1st EP。発売当初、彼らの地元名古屋HMVで4位にチャートインしたとのこと。NOBODY KNOWSは、DJ MITSUとg-tonのユニットから始まり、CRYSTAL BOYが後から加入したという話をどこかで見たとか見ていないとか。

NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」 2000.08.29 NOBODY KNOWS「NOBODY KNOWS」

NOBODY KNOWS(nobodyknows+含む)の作品の中で、NOBODY KNOWS名義の作品は郡を抜いている。彼らの魅力は、初期の頃の作品に見られるDJ MITSUによるゆったりとした叙情的なトラックと、その上で遊泳するかのようなg-tonとCRYSTAL BOYのフローにある。特に今作品の「NOBODY KNOWS」ではそれが如実に現れている。また、CRYSTAL BOYの声質から放たれる純情的な歌詞が大好きだ。韻もそれなりに固い。

M-1「Theme from NOBODY KNOWS」から始まる今作、本曲は現在まで続いているインストの第一作目。今でこそインストも聴くようになったけれど、本作を聴く時点では慣れていなくて、ラップの無い曲は飛ばしがちだったにも関わらず、DJ MITSUだけは殆ど飛ばすことなく聴いていた。DJ MITSUのトラックはやや独特な雰囲気を持っていて、非常にメロディアスでありながらも、低音をしっかりと刻んでいて凄く心地が良い。自身でソウルバーを開く程に、ソウル、ジャズが基盤となっている、且つ、過去にダンスクラシックのMIXテープもリリースしている事もあったりすることにも少しばかり合点がいく。

M-2「正義と微笑」は、太宰治の作品から持ってきたもの、、、かどうかは判らないけれど、叙情的な歌詞が凄く良い。トラック自体も、薄暗いカウンターで女性に相対した場面を連想させてくれるようなピアノの旋律がはまっている。

たじろぐ位に大胆な女じゃ快感は望めない
安易に大胆じゃ覗けない 深く深くちらついた本性
男は根性 女は真心 強がって見せてたあの娘の 涙が未だに
忘れられないでいる私 空っぽのおもちゃ箱 しきりに煙草
吹かしてるおいしくもないのに 大して恋しくもないのに 求め合う愛とリビドー



M-3「Understan?」は、DJ MITSUとg-tonが一番最初に作った曲。g-tonの歌詞は独特な世界観を持っていて、やや難解ではあるけれど、それが面白かったりする。

燃え尽きてきたつもりで詰まる いつも受け止めケムリに変える
風に流され忘れ去られる 与えるモノとはそう思える
この箱の中の真っ黒なこと 求める人々の為に生まれる
踊る阿呆踊らせる阿呆 気がついたあなたが一番阿呆



また、CRYSTAL BOYの歌詞も良い。両者の歌詞は、決してベクトルが同じとは言えないけれどこれがまた良いバランスを保っている。

タンポポみたく強くないから 何度もくじけそうになる
苦しみ乗り越えて今日になる わかってはいるけれど
大いなる星が生んだ花々 色形香りは様々
枯れることなど恐れず きれいに咲くことだけを求める
ひたむきな力強さ 少しだけでも見習うのさ
信じれば夢は叶うのさ なんて大袈裟な言葉は要らない



最後を締めるのがM-4「さくら」。本曲は、メジャー移籍後も人気が衰えず、「さくら Spring Field version」としてトラックを変えてシングルのB面に収録された。但し、これはオリジナル曲の方が遥かに良い。シンプルなトラックがその悲しい歌詞を助長している。

ふとした事ですぐに泣いていたね
出会った頃さくらが咲いていたね満開に
二人の気持ちは反対にいつから向きだした?
君の涙できる限り拭きました 柔らかな頬が濡れないように
情けの入った愛情に溺れていた僕がいた



引用がたっぷりとなってしまった。本作は、非常にコンパクトにまとまった名盤。今でもよく聴いている。因みに、自分が持っているのはアナログ盤で、歌詞カードが入っていない。CDの方には入っているのだろうか?

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