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SONOMI「ミラクルチョコレート」の感想

2010.03.11 | Posted in 音楽

5枚目のシングル。

SONOMI「ミラクルチョコレート」 2010.01.27 SONOMI「ミラクルチョコレート」

本作を聴いてからジャケットを改めて見ると、大手を振って闊歩しているSONOMIの姿がとてつもなく頼もしく見えてくる。「ミラクルチョコレート」は足場が悪い。ぐらぐら。そんな足場の悪さを気にも止めず、それどころか楽しくて仕方が無いと言わんばかりに自由奔放に飛び跳ねて歌う。そんな姿に最初は口あんぐりだったのだけれど、いつの間にか何度も聴いていた。ミラクルとはSONOMIのこのバランス感覚にこそぴったりだと思った。

勿論、そんなぐらついた足場でなくて、もっと地盤のしっかりしたものでの歌声を聴きたいと思って、手を伸ばしたM-3のKREVA Remixは、足場ぐらぐらどころか、足場が無かった。宇宙にほっぽり出されたような感覚だ。

この攻め具合は凄い。上記の2曲でもうお腹一杯。逆にM-2のような"普通"が今作の中では異端なんだもの。



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SONOMIによって起こされた「何か」

2010.01.06 | Posted in 音楽

R&Bシンガーの場合、「私、歌上手いでしょ。」と言わんばかりの歌唱をまざまざと見せつけられる。まあR&Bシンガーにはそれを求めているため、それが嫌いというわけでは無いのだけれど。

SONOMIの曲は比較的好きなものが多い。SONOMIはR&Bシンガーでは無いけれど、「私、歌上手いでしょ。」感が非常に大きく出ている。一小節聴き進めるたびに「ほれ。ほれ。」と言われているようで。かといってそれが鼻に付くわけでは無くて(時として鼻に付く場合はあれど)、その自信たっぷりなところが地盤を固め、その歌声がKREVAによるシンプルなトラックに乗せられると、固められた地盤故に比較的安心して聴くことができる曲が仕上がっている。だから好きな曲が多い。ような気がしてきた。ええ、たった今。

なるほど。SONOMIの「歌が上手いところ」が好きなのではない。SONOMIの「「歌上手いでしょ。」と自信たっぷりなところ」が好きなのだ。重要なところは、R&Bシンガーといういかにもなシンガーが放つ「歌上手いでしょ。」ではだめで、SONOMIだから良いのだろうと。つまりはギャップ。ハッとした。何と言うフェティシズム。

新曲の「ミラクルチョコレート」。Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」とSONOMIの「midnight」を混ぜ、型にはめて固めるのではなく、そのまま鍋ごと冷蔵庫に入れて固めたかのような曲に、苦笑いの連続だったのだけれど、気が付けば何度も聴いていた。このチョコレートにも「歌上手いでしょ。」がふんだんに練り込まれている。ギャップギャップ。



ここまで書いて何だか変態的な記事になってしまった気がし、自身の根底に眠る「何か」に大きく落胆してしまったけれど、知らねーよ。(鼻ほじほじ)

SONOMI「S.O.N.O」の感想

2009.08.30 | Posted in 音楽

SONOMIの2ndアルバム。聴いた当初には良作と思っていて何度も聴いていた。改めて聴き直してみても、やはり当初の感想とはあまり変わらず、やはり良作ではないかと思う。

SONOMI「S.O.N.O」 2008.09.03 SONOMI「S.O.N.O」

CDを入れたらキューティーハニーが流れてきたと錯覚する程にベース音がそっくりなM-1「Hey!」。SONOMIのラップは、随喜と真田2.0「Festa e Merda di toro」に収録された「家族ゲーム」で初めて聴き、韻が固く、何とも言えない中毒性があって好きだったけれど、本曲で披露する早口のラップは若干辛い。

M-2「ジェネレーション~夜明け前~ feat. COMA-CHI」には、NORIKIYOの2ndに収録された「ALL CITY BOMBING」と同じ匂いを感じる。共にBACH LOGICによるプロデュース。サビ以外での押さえ、サビでの開放、この2つが非常に良く似ている。COMA-CHIのラップには特に感じる事は無く、別に無くても良かった気がする。

本作品のハイライト、M-4「サプライズ」。この曲は凄く良い。トラックはシンプルなビートがメイン。ただ、サビ直後に入る際に味付け程度に挿入されるメロディが絶妙で、ビートと相まって非常に良い。また、この曲は1番をKREVAが、2番をSONOMIが作詞しており、それぞれの歌詞が面白くて良い。

KREVAによる作詞

深夜に突然着信 「テレビを見てた」と嘘つく
「今から逢える?」と聞かれて 「いいよ」と答えて あわてる
ボサボサの髪の毛 腫れた目 (どういうこと?)
潤い忘れた唇 (どういうこと?)
残りわずか携帯の充電 (どういうこと?)
あきらめかけるけど 無理矢理 片付ける


SONOMIによる作詞

あれからひと月経つのに 電話もメールも鳴らない
待つだけの女はうんざり 今度は私がしかける
疑う耳元 留守電 (どういうこと?)
いくら待っても無い返信 (どういうこと?)
聞かせてよ うまい言い訳 (どういうこと?)
あきらめかけた時着信 あなたから



シングルで発売された、M-5「midnight」、M-9「I miss you」は共に好き。M-5の加工された声だって心地良いし、M-9のシンプルな曲の中にあるサビの盛り上がり方も良い。その他の曲だって、平均してどれも好きだ。どの曲も派手過ぎず、シンプルなビートで構成されたトラックが心地良い。

一通り聴くと、唯一避ける曲と言えばM-1くらいなもので、その他はどれも良い。M-11「Everyday ☆エビデー☆」については嫌いではないけれど、作中においては本曲だけやや違った毛色を持っているためか、作品に異物が混入したような印象を受ける。

全体として良作と最初に記した通りではあるけれど、ただ、はっきりと言うと、KREVAによるプロデュースで無かった場合はどうなるのだろうかという疑問も抱く。作曲がSONOMIで、編曲がKREVAという曲もあるけれど、編曲によりどれほどのアレンジが加わっているかが判断できないため、この疑問は払拭できないという点は否めない。

「くレーベルコンピ【其の五】」の感想

2009.06.21 | Posted in 音楽

出た。楽しみで仕方が無かった作品。

くレーベル 其の五 2009年発売 くレーベルコンピ【其の五】

基本的にKREVAのラップ、オートチューンを使った歌なんかはかなりの好物。だからこそ今作も、確かに客演陣への期待も大きかったのだけれど、KREVA自身のラップが最も楽しみだった。

だが、それは良い意味で裏切られた。KREVAが最も輝いていたのは、M-3「good boy, bad boy feat. SEEDA, KREVA」でのオートチューン使いのフック部分。歌詞カードに2分で書き上げたと書いてあったが、そうは思えない歌詞とそのメロディ。

いまさら もう遅いから
あきらめの境地 どこからどうみてみても全く届かない
good boy, good girl

仕方ない 似合わないから
あきらめの境地 結局 ハタからみればやっぱり俺たちは
bad boy, bad girl





その他の曲では前に出過ぎずに、良いバランスでその他のMCを引き立てているように感じる。M-1「都会陸上 feat. KREVA, Romancrew」。ドラムンベースにシンセを加えたトラック。トラックは好みから外れるものの、Romancrewの面々との掛け合いは聴いていて楽しい。特筆すべきは、将絢がオートチューンを使って歌っている事と、早口のラップを披露している事。

M-2「NEXT LEVEL feat. THE FLEX UNITE, KREVA, SONOMI」。THE FLEX UNITEの2MCは、どことなく似ているフロー。だが、声がハスキーで非常に好み。勝はライミングが上手い。SATUSSY「THE NOVEL」で聴いて以降、非常に気になっていたMCだけに、今回もそれが聴けて良かった。また、SONOMIがフック要員で無い点が面白かった。

明日はどっちや?羅針盤は何処指すか?
マイナスかプラスか その二つさ
生み出すプラズマ いつもフラフラ
手放すな運命 つなぐ手綱



M-4「無くない!無くない! feat. KREVA, L-VOKAL, AMIDA」。これは何と言ってもAMIDAのバースに目が行く。テーマは「無くない話」。AMIDAは「自称ラッパー」における「無くない話」の歌詞なのだけれど、これは面白い。ただ、トラックはシンプルなビートであったため、好みではなかった。

M-5「忘れずにいたもの Remix feat. 千晴, KREVA」。これは特に言う事はない。よく拝見させてもらっているブログでは、KREVAのフローと似ていると書かれていたが、よく聴くと確かにそうだ。ただ、千晴のラップには遊びが無い。そりゃ、KREVAと比較される事自体、本人にとっては不毛ではあるかもしれないが、やはり千晴のラップは少し退屈に感じてしまう。

全てのトラックは、作品タイトルにもある通り熊井吾郎が担当。決して一つには括る事が出来ないような、様々な色のトラックを作る人のようで、非常に面白かった。(AmebreakのKREVAとのセッションを見たが、熊井吾郎という名からは想像できないような細身で驚いた。こちら。)



2009.06.24 追記

Amebreakに、KREVAと熊井吾郎のインタビューが掲載されていた。アーティストのインタビュー記事を見ること自体好きなだけに、十二分に楽しむことができたのだけれど、何よりも驚いたのは、KREVAが共演したい人として、あるまとpunpeeを挙げていた点。くレーベル作品は、これからも尚楽しみ。

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