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SAY「ギフト」の感想

2010.12.18 | Posted in 音楽

オープニングテーマだったかエンディングテーマだったか、何かの番組で表題曲の「ギフト」が流れて、なんか良いなと思って手にしたものの、今にも切れてしまいそうな細い歌声が、抑揚無く続くものだから、M-1「ギフト」、M-2「Without You」はやや退屈だった。

但し、作品全体としてどうかと問われれば、前代未聞と謳われているM-3、M-4の功績が大きくて、凄く気に入っている作品。この2曲というのが、1stアルバムからintro、interlude、outroを除いた9曲がMixされた14分の曲(M-3)と、SAYが過去に客演した11曲がMixされた16分の曲(M-4)となっており、矢継ぎ早に繋がれる曲郡と共演しているMC陣(OZROSAURUSやKayzabroなど)が、歌声の退屈さを緩和してくれて何度も聴けてしまう。これが1000円なのだからコストパフォーマンスは相当のもの。

その中で、M-4を聴いていると耳にしたことのある曲が流れてきた。「Life Is One Time -Rhyme & Blues- feat. 般若, SAY / OZROSAURUS」だ。この曲に客演しているシンガーがSAYであることに合点がいった。思い返せば、OZROSAURUSのこの曲を聴いたときに抱いたシンガーへの感想って、今回感じたことと一緒だったんだった。うーん。つまり今回の結果はある種必然だったんだなあと回帰してしまった感じが少しがっかり。

M-3を聴いてみて「スーパースター」なんかは凄く好み。今度は、SAYの細い歌声が凄く味を出していて妙に惹かれるものがある。ただ、アルバムを購入するべきか否か、二の足を踏んでいるところ。

SAY「ギフト」 2010.11.03 SAY「ギフト」



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CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」の感想

2010.12.12 | Posted in 音楽

nobodyknows+からCRYSTAL BOYのソロ作品。リリース元はavex。但し、rhythm zoneに非ず。

CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」 2010.10.27 CRYSTAL BOY「クリスタルボーイ」

CRYSTAL BOYは、心をくすぐるような繊細な言葉の数々と、それを吐露するかのようなフローと声質がとても魅力的で、DJ MITSUの哀愁あるトラックに乗せられれば、それだけでもう心は揺り動かされてしまう程に、この融合による破壊力は凄かった。だから、初期の頃の「understan?」や「センチメンタルバス」らは本当に何度も聴いたし、トラックはDJ MITSUではないけれどソロ曲である「さくら」だって何度も聴いた。

SONYに所属してからの活動後期のnobodyknows+は、パーティチューンが多めになっていって、期待に反しておりどうしても残念な気持ちが拭えなかったが、シングルが発売されるたびにCRYSTAL BOYのラップには注目していたし、他MCへの客演でのCRYSTAL BOYも比較的聴いていた方だと思う。当然、本作品にも期待する訳だが。。。やはりと言うべきか、期待とは異なった。前記した通り「心をくすぐるような繊細な言葉」達を聴きたいのだ。昔の彼女がひったくりにあった地元の話だとか、キャバ嬢に入れ込んで「キミは夜の蝶 独り占めできないの」とのたまう男の物語なんてまるで期待していない訳だ。M-2「情報交換」やM-5「言葉以上… feat. AZU」といった、想像するHipHopのリズムとは凡そ程遠いトラックにもラップを乗せているところは、攻めていて面白いと思う部分はあるけれど。

いや、実はCDを手にする前にYouTubeで数曲聴いてからの購入であったため、予想はしていた。しかも、リリース元がavexであることも手伝えば、これは必然。作品のジャケットを見たって。但し、今後はCRYSTAL BOYとしての活動は増えていくであろうことを考えると、本作品のリリースは素直に喜ぶべきかもしれないなとも思う。

今作品に絡んで一番面白かったのは、今作品に対するアーティストのコメントの中にKEN THE 390のコメントがあったこと。勿論KEN THE 390はavexのrhythm zoneからCDをリリースしているため、何ら不自然ではないのだけれど、だいぶ前のwenodラジオで、元SMRYTRPSのメテオとのやり取りの中に、太郎 & KEN THE 390の「Drivin' High」を流した後に「何これ。nobodyknows+?(メテオ)それディスってんの?(KEN THE 390)」というくだりがあったのだ。だから、少し面白いなと。両方好きなMCであっただけに、妙に記憶に残っている。今更引き合いに出してもと思うけれどね。



KREVA「OASYS」の感想

2010.10.03 | Posted in 音楽

ダブはどこか宗教的で、音の処理によって出来上がるだだっ広い一つの空間が何でも受け止めてくれる唯一神のような存在と重なり、一つ一つの反響音にはこちらの意思とは無関係に音の軌跡を追わせるような効果もあってか、凄く宗教じみていると思うことがある。シンセにおいても、一つ一つの音に伸びがあって、壮大な空間が作られているトラックに関しては、同じことが言える。

KREVA「OASYS」 2010.09.15 KREVA「OASYS」

KREVAのキャリア初となるミニアルバム。やや仰々しく言うと自己啓発的な曲が殆ど。道なき道をひたすら信じて進め。現状に甘んずること無く、出来ないことへの言い訳をせず、常に変化を求め続ける。そして、自分のゴールは自分で決める。周りがとやかく言うな。ということがそこかしこに詰め込まれている。そしてYOUNG PUNCH「エレクトロ・アース・トラックス」のカバーが収録されていて、それがやや自己陶酔しているような歌詞。「エレクトロ・アース・トラックス そして僕らを含んで 消えてゆく 夜空の星」。

シンセにより空間を作り上げ、自己啓発を促し、教祖は教祖で「エレクトロ・アース・トラックス」で自己陶酔。つまり、宗教的、または、胡散臭い自己啓発セミナーがここに出来上がっていると感じた。これがKREVAによるものだから、説得力も増すってもの。それ崇め崇め。

最後に、やはりどうしても触れたくなるのだけれど、M-4「最終回」の歌詞。「陰でコソコソ誰かの文句を言っているだけの奴らが許されるはずがねぇ」。どこまでが「陰でコソコソ誰かの文句を言っているだけの奴ら」なのか、定義が演者と視聴者で乖離していて、この歌詞は全く意味を持たない。ただ自分は、こういった色物じみた歌詞が大好物なだけに、即座にお気に入りプレイリスト行き。どうもごちそうさま。



haiiro de rossi「SAME SAME BUT DIFFERENT」の感想

2010.09.18 | Posted in 音楽

前作から1年半ぶり、haiiro de rossiの2作品目。

haiiro de rossi「SAME SAME BUT DIFFERENT」 2010.06.16 haiiro de rossi「SAME SAME BUT DIFFERENT」

M-1「Modern Tribe」の時点で胸騒ぎがした。前作「TRUE BLUES」はピアノの上を小気味良く乗りこなしていて、耳当たりの良いトラック群とhaiiro de rossiの流麗なフローが良くも悪くも頭の中をスッと通過していったという印象が非常に強い。M-1「Blues of Blue」の元ネタが同時期に聴いていたDJ Deckstreamの元ネタと同じであったため「耳当たりが良い!」という印象が助長されたのだとも思うが、決してそれだけではなかったはず。

話を今作に戻すと、先のようなこともあり、当然今作にも同様な作風を期待していたわけだけれど、M-1のダブのようなイントロが終わって、スクラッチ音を介して入り口をくぐったその先に展開されたトラックが凄く攻撃的で、「前作と同様の作風」という期待感が一瞬にして失われた。ただそれと同時に、先程までの想いよりも遥かに大きい今作に対する別の期待感が一気に込み上げてくる。

結果を言うと凄く格好良い。中でもM-6「Dancing Moon Stone」が好み。これはインストなのだけれど、曲後半の民族音楽的な部分に、haiiro de rossiのラップを乗せて欲しかったと心底思った曲。尚、蓋を開けて全体を見渡せば、前作で言うところの「耳当たりの良いトラック」も存在はしている。但し、曲単位で薄利多売のような前作とは異なり(最初に良くも"悪くも"と言ったのは、この印象が強かったため)、こういった曲も作品全体のいちポジションを担っていて凄く良い。haiiro de rossiのラップは決して大きな変化がある訳ではないと思うのだけれど、前作の「耳当たりの良いトラック群」と流麗なフローに埋もれた言葉には頭に繋ぎ止める程の力が無いように感じられたが、今作での攻撃的なトラックとも相まって、ざっくざっくと頭に突き刺さる。客演陣で言えば、Takuma The Greatが面白いラップで気になる。

iTunesでの再生数がうなぎ上り状態。本当に良作だと思う。

将絢 × EVISBEATS「offtaride」の感想

2010.09.11 | Posted in 音楽

くレーベル発。大人のためのネオラウンジHIP HOP。

将絢 × EVISBEATS「offtaride」 2010.06.16 将絢 × EVISBEATS「offtaride」

大人。ラウンジ。将絢。この要素を並べ立てただけでも、その方向性がモザイク無しでくっきりと見える。そこにEVISBEATSがどのような土台を提供するのかが気になっていた。EVISBEATSは「AMIDA」に収録された「シャンティシャンティ」の印象が強い。トラックとしてはラウンジという要素にリンクするところがあるけれど、自分を卑下する部分が、今回のような「大人を楽しんでいます」というところにすっぽりとハマるとは思えなかったからだ。でも意外や意外、聴き入るには落ち着き、BGMとしては引っ掛かりの無いところが見事にラウンジ的だった。再生しているとEVISBEATSだと忘れてしまう程で、久しぶりにCDケースを取り出して歌詞を見ようとしたときに「あーこれEVISBEATSだったっけ」と思ってしまった。

ラップは将絢。この手のトラック、および、テーマにおいて将絢は外さない。夜の街を転々とし、気まぐれな女に怒らずに付き合う優男を演じ、別れて久しぶりに再会し「教えてよ何してた?つらいことも冗談まじりでさ」と言い、またそのうち会いましょうねと別れる。最初から最後まで抑揚無く続く5曲が、これまたラウンジ的。

大人。ラウンジ。笑。



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